閑居人のアイデア                                               トップページに戻る     サイトマップ


学者・専門家が政府予算の試験研究費の獲得に用いる詐欺的な手法


最終更新日:2014年2月12日



1.政府予算の試験研究費の獲得のために、学者・専門家が用いる典型的な詐欺的手法

 一般に、新規テーマや注目度の高い研究の実施には、先進の試験設備と測定装置を必要とするため、多額の試験
研究費が必要となる。一方、大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家は、彼らの属する機関・組織から日
常的に支給・配分される試験研究が極めて小額である場合が殆どである。そのため、大抵の大学や公的な研究組織
に所属している学者・専門家は、政府予算の試験研究費を獲得することによって初めて新規テーマや注目度の高い研
究を実施することが可能となる。したがって、大抵の大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家は、政府予算
の試験研究費の支給から外れ続けた場合には、新規テーマや注目度の高い研究の論文発表が困難となり、世間から
の注目・賞賛を得る機会を失ってしまうことになる。その結果として、出世・栄達が夢のごとく消え去り、負け組みの学
者・専門家となってしまい、不幸な人生を歩むことになるのだ。

 そのような状況に陥ってしまうことを避けるため、大抵の大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家は、大
規模な新規テーマや注目度の高い研究を実施したいと考えている。この新規テーマや注目度の高い研究を大々的に
行うためには、当然、多額の試験研究費が必要となる。そのような目的のための多額の研究資金を入手できるのは、
日本では政府予算の試験研究費だけである。そして、仮に、この政府予算の試験研究費を十分に入手できた場合に
は、新規テーマや注目度の高い研究を実施し、多数の論文を発表することが可能になる。そして、世間からの注目・賞
賛を得る機会が増え、学者・専門家として目出度く出世・栄達を手に入れることができるのだ。そのため、多くの大学や
公的な研究組織に所属している学者・専門家は、あらゆる手段・方法・策略を弄し、多額の政府予算の試験研究費を
獲得することに多大の労力を費やしているのが現実ではないだろうか。

 このように、多くの大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家は、極めて少ない額の試験研究費しか支給さ
れていないため、何がしかの試験研究の実施もままならず、僅かな論文の発表にも支障をきたす状況である。一方、
学者・専門家が将来に順調な出世を現実のものにしていくためには、目新しい研究テーマで多数の論文を絶え間なく
発表していく必要がある。そこで、彼らが狙うのは、多額の政府予算の試験研究費を獲得して新規テーマや注目度の
高い研究を実施し、多数の注目・賞賛を受ける論文を発表ことである。そのためには、先ずは将来の社会の発展に大
きく貢献できる将来有望な「新規の研究テーマ」や「注目度の高い研究テーマ」を素早く見出す必要がある。

 ところが、大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家と云えども、多くは凡人であるが故の悲しさか、実際に
将来の社会の発展に大きく貢献できる将来有望な「新規の研究テーマ」や「注目度の高い研究テーマ」を容易に見出す
ことは、極めて難しいことだ。そこで、多くの大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家は、姑息にも、将来的
にも実用性が困難な、この「出鱈目な研究テーマ」を人類に有効な新規の研究テーマ」とした「虚偽の看板」を強引に
付与してしまう詐欺的な手法を用い、将来性の全く無い「出鱈目な研究テーマ」を作り出しているようだ。勿論、このよう
な詐欺的な行為は、無名の学者・専門家が一人で細々と行っても成功するものではない。そこで、大抵の場合は、最
初に知名度の高い大御所を筆頭とした大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家が仲間を募って「研究会」
と称するような集団を立ち上げ、その集団を中心として将来的にも実用性が困難な、将来性の全く無い「出鱈目な研究
テーマ」を人類に有効な新規の研究テーマ」との「虚偽の看板」を与えてしまうのである。これによって、将来性の全く
無い「出鱈目な研究テーマ」を「将来有望な新規の研究テーマ」との呼称を改めることにより、多額の政府予算の試験
研究費を獲得し、「出鱈目な研究テーマ」から「将来有望な新規の研究テーマ」に化けた研究テーマの論文を数多く発
表できるようにしてしまうのである。

 このような詐欺的な手段を用いれば、多くの大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家は、人類に有効な
新規の研究テーマ」や「注目度の高い研究テーマ」を見出す能力・知力が無いにもかかわらず、多額の政府予算の試
験研究費を獲得し、取り敢えず、多数の論文を発表することが可能となる。しかし、ここで問題となるのは、将来的にも
実用化が困難な、将来性の全く無い「出鱈目な研究テーマ」の無駄な試験研究に、多額の政府予算の試験研究費が
浪費されてしまうことだ。このようなことは、国民にとっては由々しき問題である。ところが、この問題については、新聞・
放送等のマスコミ等が批判的な報道が行うようなことは、殆ど無いのが現状である。それどころか、知名度の高い大御
所を筆頭とした大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家の集団が将来性の全く無い「出鱈目な研究テー
マ」を人類に有効な新規の研究テーマ」との「虚偽の看板」を書き換えている組織的で巧妙な手法を用いているため、
新聞・放送等のマスコミ等は、技術内容に疎い素人集団である悲しさから、「出鱈目な研究テーマ」を賞賛する提灯記
事や提灯報道を積極的に行ってしまうのである。

 何はともあれ、これまでは、多くの大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家が我が物顔で多額の政府予
算の試験研究費を無駄遣いするような、組織的で巧妙な、詐欺的な不正行為を成功させてきたことは間違いないだろ
う。その背景には、これまでの技術情報の発信が日本機械学会や日本自動車技術会等の学界だけに限られていたこ
とから、日本機械学会や日本自動車技術会等を牛耳ってしまえば、いとも簡単に技術情報を容易に操作できたことが
原因と考えられる。そして、これまでは、日本の技術情報を自由自在に操作できる大学や公的な研究組織に所属の学
者・専門家の一握りの組織・集団が、将来性の全く無い「出鱈目な研究テーマ」を人類に有効な新規の研究テーマ」と
の「虚偽の看板」を容易く書き換えることによって、多額の政府予算の試験研究費を獲得して無駄遣いをしていたよう
に思えるのである。一方、現在の日本政府は、多額の国債発行に伴う財政危機のため、近い将来に消費税の増税を
予定している状況にある。このことを考えると、多額の政府予算の試験研究費の無駄遣いを早急に中止すべきこと
は、誰の目にも明らかだ。

 そのたには、先ず、多くの大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家が組織・集団を形成し、仲間同士で我
が物顔で多額の政府予算の試験研究費を獲得し、それを無駄な試験研究に浪費していた「学者・専門家にとっての旨
味のある行為」を即刻に中止させることが必要と考えられる。そのためには、先ず、日本の学者・専門家が昔から延々
と行っていたと推測される「政府予算の試験研究費の獲得」の姑息な詐欺的な手法について、先ずは世間の多くの人
達に認識してもらうことが必要である。そして、日本の学者・専門家の詐欺的な手法を用いた「政府予算の試験研究費
の獲得」による試験研究費の無駄遣いに対する多くの一般国民の批判の声を高め、これによって、日本政府に政府予
算の試験研究費の浪費を中止させることが必要と考えられる。その一環として、筆者は、多くの日本の学者・専門家が
昔から延々と行っていたと推測される「政府予算の試験研究費の獲得」の姑息な詐欺的な手法を、図1にまとめた。
 
図1 日本の学者・専門家が用いる詐欺的な「政府予算の試験研究費の獲得」の姑息な手法
日本では、注目度が高く、将来が有望と騒がれる新規の研究テーマであるほど、政府の予算の試験研究費の獲得が容易
  (鐘や太鼓を叩いて騒ぎ立てられる研究テーマは、内容の詳細な吟味もなく無く、政府予算の試験研究費が支給される)


政府予算の試験研究費の獲得を目的とした多数の仲間の学者・専門家が参集し、注目度の高い新規研究テーマとして
  将来性の無い「出鱈目な欠陥・研究テーマAを選定
  (仲間同士が談合し、新規研究テーマではあるが、将来的にも実用性が困難な「出鱈目な欠陥・研究テーマA
   選定)
 選定した将来性の無い「出鱈目な欠陥・研究テーマAについて、欠点・欠陥を隠蔽する一方で、利点・優位性を強調した
  虚偽内容の「将来の有望技術」と結論付けた虚偽内容の論文Aを発表
  (仲間同士が「発表論文A」を賞賛し、鐘や太鼓をたたいた「祭り騒ぎ」を挙行)
 このように、多くの仲間が協力して虚偽内容の論文Aを絶賛する「祭り騒ぎ」の拡大を図る手法は、
  @ 論文Aの発表時に、虚偽内容に対しては、徹底して無視・黙殺すること
  A 論文Aの発表時に、利点・優位性に対しては、徹底して賞賛すること


 将来性の無い「出鱈目な欠陥・研究テーマAの選定に参加した多数の学者・専門家仲間に関連した 「研究テーマA1、
  A2、A3・・」への政府予算の試験研究費の申請を提出 
  (勿論、出鱈目な欠陥・研究テーマAの致命的な欠陥は、徹底して隠蔽


 将来性の無い出鱈目な欠陥・研究テーマA1、A2、A3・・」の研究は、大成功との結論付けた数多くの論文の発表
  を成功させる。
  (「研究テーマA」 の選定に参加した学者・専門家は、「「出鱈目な欠陥・研究テーマA1、A2、A3・・」に対し、絶大な
   賞賛と同時に、致命的な欠陥の隠蔽を徹底


 その後、数年間にわたって将来性の無い「出鱈目な欠陥・研究テーマA関連の論文が日本機械学会等を席捲   
  (日本機械学科学会・自動車技術会等における「出鱈目な欠陥・研究テーマA関連の騒動・熱病・馬鹿騒ぎ・祭りの形成)


 将来性の無い「研究テーマA」による利益享受と無関係の専門家が、突然、出鱈目な欠陥・研究テーマAの欠点・欠陥
  を暴露した論文AAの発表を受け、「研究テーマA」に関する騒動・熱病・馬鹿騒ぎ・祭りは、完全に終了 
  (この時点で、それまで「出鱈目な欠陥・研究テーマAによる利益を得ていた学者・専門家は、誰もが完全に沈黙)
 この時点で将来性の無い「出鱈目な欠陥・研究テーマA関連への研究テーマの試験研究費の支給がストップ
 この時点で将来性の無い出鱈目な欠陥・研究テーマAは、研究テーマの徒花(あだばな)であったことが確定
 通常、徒花(あだばな)の「出鱈目な欠陥・研究テーマAへの試験研究費の投入の責任追及は、無し


 将来性の無い「出鱈目な欠陥・研究テーマAは、致命的な欠点・欠陥のある技術であることを暴露した論文AAの
  発表を受け、「出鱈目な欠陥・研究テーマAに関する 騒動・熱病・馬鹿騒ぎ・祭りは呆気なく終了


 この将来性の無い「出鱈目な欠陥・研究テーマA関連の研究テーマへの試験研究費の支給がストップしたことを受け、
  それまで「出鱈目な欠陥・研究テーマAの試験研究費を受領していた学者・専門家が集まり、政府予算の試験研究費の
  獲得を目的とした新たな注目度の高い新規研究テーマとして、新規研究テーマではあるが、将来的にも実用性が
  困難な「出鱈目な欠陥・研究テーマB」を選定


 「出鱈目な欠陥・研究テーマAに代わって新たに選定した将来性の無い「出鱈目な欠陥・研究テーマB」について、
  欠点・欠陥を隠蔽する一方で、利点・優位性を強調した虚偽内容の「将来の有望技術」と結論付けた論文Bを発表
 選定した将来性の無い「出鱈目な欠陥・研究テーマB」について、欠点・欠陥を隠蔽する一方で、利点・優位性を強調した
  虚偽内容の「将来の有望技術」と結論付けた虚偽内容の論文Bを発表
  (仲間同士が「発表論文B」を賞賛し、鐘や太鼓をたたいた「祭り騒ぎ」を挙行)
  このように、多くの仲間が協力して虚偽内容の論文Bを絶賛する「祭り騒ぎ」の拡大を図る手法は、
  @ 論文Bの発表時に、虚偽内容に対しての徹底した無視・黙殺すること
  A 論文Bの発表時に、利点・優位性に対しての徹底した賞賛すること


 「研究テーマB」の選定に参加した多数の学者・専門家仲間に関連した将来性の無い「出鱈目な欠陥・研究テーマB1、
  B2、B3・・」の研究テーマへの政府予算の試験研究費の申請を提出



 将来性の無い「出鱈目な欠陥・研究テーママB1、B2、B3・・」の研究は、大成功との結論付けた数多くの論文の
  発表を成功させる。
  (「出鱈目な欠陥・研究テーマAの選定に参加した学者・専門家の予定の行動


 その後、数年間にわたって将来性の無い「出鱈目な欠陥・研究テーマB」の論文が日本機械学会等を席捲
   (日本機械学科学会・自動車技術会等における「出鱈目な欠陥・研究テーマB」の騒動・熱病・馬鹿騒ぎ・祭り)






 この将来性の無い「研究テーマ」の「祭り上げ」による詐欺的な「政府予算の試験研究費の獲得」のサイクルの繰り返し

 これまで多くの大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家は、上記の図1に示した「政府予算の試験研究
費の獲得の姑息な手法」として、将来的にも実用性が困難な「出鱈目な欠陥・研究テーマA」を人類に有効な新規の研
究テーマ」との「虚偽の説明」を行い、出鱈目な欠陥・研究テーマA」を将来性のある研究テーマとして祭り上げ、「出鱈
目な欠陥・研究テーマA」の試験研究のために政府予算の試験研究費の支給を受ける行為を、熱心に繰り返している
ようだ。そして、多くの大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家は、日本機械学会や日本自動車技術会等
の学界における強力な立場や発言力を駆使して虚偽の技術情報を発信しているのである。そして、このような「出鱈目
な欠陥・研究テーマA」の試験研究に多額の政府予算の試験研究費が何年にもわたって支給され続け、政府予算の試
験研究費の浪費が堂々と行われいるのである。この「出鱈目な欠陥・研究テーマA」による政府予算の試験研究費の
浪費は、「出鱈目な欠陥・研究テーマA」が詐欺的で誤った内容の研究テーマであることを指摘する論文AAが発表され
るまで続くのである。

 この論文AAの発表によって「出鱈目な欠陥・研究テーマA」の誤りが明らかにされると、政府も「出鱈目な欠陥・研究
テーマA」関連の研究には政府予算の試験研究費の支給が中止するため、それまでは「出鱈目な欠陥・研究テーマA」
の技術を熱心に推奨していた大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家は、出鱈目な欠陥・研究テーマA」
の欠陥が隠し通せなくなったと観念し、仕方なく「出鱈目な欠陥・研究テーマA」関連の「出鱈目な欠陥・研究テーマA1、
A2、A3・・」の研究を一斉に中止することになる。しかし、そのままでは「出鱈目な欠陥・研究テーマA」関連の研究を行
っていた大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家は、政府予算の試験研究費の甘い汁を吸えなくなってし
まう困った状況に陥ってしまう。そこで、これまで「出鱈目な欠陥・研究テーマA」関連の研究を行っていた大学や公的な
研究組織に所属している学者・専門家は、出鱈目な欠陥・研究テーマA」に取って替わる新たな「出鱈目な欠陥・研究
テーマB」を推奨し始めることになる。仮に、この新提案の「出鱈目な欠陥・研究テーマB」が将来の社会の発展に大きく
貢献できる将来有望な「研究テーマ」であれば、何の問題も生じることは無い。

 しかし、それまで将来的にも実用性が困難な「出鱈目な欠陥・研究テーマA」を「将来有望な新規の研究テーマA」との
「虚偽の説明」を行っていた無能な大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家が、突然に人類に有効な新規
の研究テーマ」を創出・発案できる筈が無いのである。そのため彼らが新たに推奨する出鱈目な欠陥・研究テーマB」
は、「出鱈目な欠陥・研究テーマA」と同様に、「致命的な欠陥を持つ出鱈目な研究テーマ」である。そのため、大学や公
的な研究組織に所属している学者・専門家は、新たに推奨する出鱈目な欠陥・研究テーマB」についても、「将来性の
ある有望な研究テーマA」との「虚偽の説明」を行い、出鱈目な欠陥・研究テーマB」を「将来性のある研究テーマB」とし
て、再度、祭り上げるのである。

 このようにな虚偽の説明を行うことにより、大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家は、出鱈目な欠陥・
研究テーマB」の試験研究のために政府予算の試験研究費の支給を受けるのである。そして、彼らは、「出鱈目な欠
陥・研究テーマA」→「出鱈目な欠陥・研究テーマB」→「出鱈目な欠陥・研究テーマC」・・・・・・・との次々に出鱈目な欠陥
の「研究テーマ」の名称を変え、政府予算の試験研究費の甘い汁を吸い続けるのである。この様子を見ると、日本の
大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家は、政府予算の試験研究費に巣食うシロアリのようだ。このように
して、日本の大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家と称するシロアリに侵され放し政府予算の試験研究
費の執行・支給の状況を見ていると、国民としては詐欺罪で彼らを訴えたいところだ。何はともあれ、会計検査院は、
政府予算の試験研究費に巣食うシロアリの駆除を行い、無駄遣いを防いで欲しいものである。

 さて、政府予算の試験研究費の浪費の元凶となる「出鱈目な欠陥・研究テーマA」、「出鱈目な欠陥・研究テーマB」、
出鱈目な欠陥・研究テーマC」には、如何なる「研究テーマ」が相当するかについて、以下に述べることにする。

2.これまでに政府予算の試験研究費が使われた出鱈目な欠陥の「研究テーマA,B,・・」の例

2−1.現在はエネルギー資源の枯渇が危惧される時代

 図2は、世界の油田発見と石油生産の実績と将来の予想をに示したものである。この図1では、世界の石油生産の
ピークは、2008年頃の予想となっている。実際、図3に示した通り、2008年の世界の石油(=原油)生産はピークを迎え
ている。



図2は、世界の油田発見と石油生産の実績と将来の予想
(出典:http://www.nexyzbb.ne.jp/~omnika/hajimeni.html



図3は、世界の石油生産の実績
(出典:http://www.nexyzbb.ne.jp/~omnika/hajimeni.html

 何はともあれ、図2に示したように、現在の油田からの生産量の減少と新しい油田が発見・開発される数の先細りが
予想されるため、今後の世界の石油生産が減少の一途をたどることは間違いないと考えられる。このように、石油(=
原油)生産のピークの時代を迎えてしまった、今後の世界の石油生産量は確実に減少し続けると予想される。そのた
めため、近い将来には、石油不足の時代の到来が間違いなく到来するものと予想される。そのため、現在の世界の殆
ど全ての大型トラックには、燃料に軽油が使用されている状況である。そのため、世界中の組織・団体・研究機関等で
は、大型トラックの脱石油を可能にする技術の研究が盛んに実施されているようだ。

 一方 図4に示したように、現在では世界の人口は、70億人に近くまで増加してきており、今後、更に増加することが
予想されている。その一方、図5に示した資料によると、世界のエネルギーの全生産量は、2020年頃にピークになって
しまうようだ。そして、その後には人類が確保できるエネルギーの総量は、減少していくものと推測されている。したがっ
て、今後は更なる人口増加によるエネルギー需要が増大するにもかかわらず、地球上の利用可能なエネルギー資源
の枯渇が進行する時代に突入しようとしているのである。このような状況から、近い将来、エネルギー不足が顕在化す
ると危惧されている。このような現状から、将来の大型トラックには、省エネルギー資源を浪費する燃料の使用を避け
ることは、誰が考えても当然のことである。



図4 世界人口の増加予想
(出典:http://www.nexyzbb.ne.jp/~omnika/index.html



図5 全世界の総エネルギーの生産量 (これまでの実績と将来の予想)
(出典:http://www.nexyzbb.ne.jp/~omnika/index.html



図6 全世界の各エネルギーの生産量 (これまでの実績と将来の予想)
(出典:http://www.nexyzbb.ne.jp/~omnika/energy2050rev1.html

 この全世界の各エネルギーの生産量 (これまでの実績と将来の予想)の図5を見ると、石油以外の主要なエネルギ
ー資源である天然ガスや石炭の生産は、から20年程度の遅れた2025年付近において、ピークを迎えそうである。この
ように、石油、天然ガスおよび石炭の地球上の主要なエネルギー資源は、現在若しくは近い将来に生産量のピークを
迎えてしまう状況である。したがって、エネルギー資源の枯渇が危惧される現在においては、将来的に大型トラッ
クの燃料を石油以外の脱石油燃料に転換するにしても、大型トラックにおける脱石油燃料のWell-to-Wheelの
エネルギー効率が現在の軽油ディーゼルトラックのWell-to-Wheelのエネルギー効率に比較して同等以上のエ
ネルギー効率を確保すべきことは、誰の目にも疑いの無いことだ。

 2−2.エネルギー資源の浪費を引き起こすトラックの燃料

 全世界を見ると、今後の更なる人口増加によるエネルギー需要が増大するにもかかわらず、地球上の利用可能なエ
ネルギー資源の枯渇が進行する時代に突入しようしているのである。特に、石油は2008年頃に生産のピークを迎えた
ため、生産量が減少し続けている。そのため、燃料のほとんどを石油に依存している大型トラックにおいては早急に燃
料の脱石油を図らなければ、円滑なトラックによる円滑な物流に大きな支障を来たすことになる恐れがある。このよう
に、地球上の利用可能なエネルギー資源の枯渇が進行する時代において大型トラックの脱石油を図るためには、現行
の軽油ディーゼルの大型トラックと同等のWell-to-Wheelのエネルギー効率を確保しながら脱石油を可能にする大型ト
ラックを実用化する必要がある。

 前述の図4に示したような世界人口の更なる増加のため、今後の世界の石油需要は増大するものと予想される。そ
れにもかかわらず、図2、図3に示したように、既に2008年に石油ピーク迎えるてしまったている。このように、現在で
は「世界人口の更なる増加」と「石油資源の枯渇」の危機的な時代に突入しようとしているのである。不幸なことに、そ
のような時代に突入し始めたとしても、世界の経済活動や市民生活を維持・発展させていくためには、トラックによる円
滑な貨物輸送の維持が不可欠である。ためには、現時点でほぼ100%の燃料を石油に依存している大型トラックは、
早急に脱石油化を図る必要がある。その場合、近い将来には地球上の利用可能な石油資源の枯渇の時代の到来が
必至であることを考えると、早急なトラックの脱石油が必要であることは誰もが認めるところである。このトラックの脱石
油においては、前述の図5に示した如く、世界のエネルギーの全生産量が2020年頃にピークになってしまうことを考慮
すると、最悪の場合でも現行の軽油ディーゼルトラックと同等のWell-to-Wheelのエネルギー効率で運行が可能な脱石
油のトラックを選択する必要があることは明白である。そこで、天然ガスと石炭をエネルギー資源に用いて各種の脱石
油の大型トラックを運行した場合のWell-to-Tankの燃費の優劣(=ネルギー効率の優劣)を表1に示した。

表1 天然ガスと石炭をエネルギー資源に用いて各種方法により大型トラックを運行した場合のエネルギー効率
脱石油の
エネルギーの
資源
脱石油の
トラック
トラックを
駆動する燃料の
Well-to-Tankの
エネルギー効率
(注1参照)
トラックを
駆動する燃料の
Tank-to-Wheelの
エネルギー効率
軽油ディーゼル基準の
Well-to-Wheelの
燃費の優劣
(=エネルギー効率の優劣)
脱石油
大型トラックの
優劣評価
天然ガス
軽油
DDF トラック
(注3参照)
LNG=0.858
(都市ガス由来)CNG=0.848
超低硫黄軽油= 0.883
軽油ディーゼルと 同等
(優劣は無し)
(注3参照)
軽油ディーゼルと 同等
(1〜2 %程度の悪化)
天然ガス
天然ガス
専焼トラック
 LNG=0.858
(都市ガス由来)CNG=0.848
軽油ディーゼルに比べ
30 %の悪化
(注2参照)
軽油ディーゼルに比べ
30 %の悪化
×
天然ガス
DME トラック
天然ガス由来の
DME= 0.671
(ジメチルエーテル)
軽油ディーゼルと同等
軽油ディーゼルに比べ
32 % の悪化
×
石炭
DME トラック
石炭由来の
DME= 0.565
(ジメチルエーテル)
軽油ディーゼルと同等
 軽油ディーゼルに比べ
 56 % の悪化 
×
木質系
バイオマス
DMEトラック
木質系バイオマス由来の
DME= 0.536
(ジメチルエーテル)
軽油ディーゼルと同等
軽油ディーゼルに比べ
65 % の悪化
×
天然ガス
GTL トラック
GTL= 0.638
(天然ガス由来の合成燃料)
軽油ディーゼルと同等

軽油ディーゼルに比べ
38 % の悪化
×
石炭
CTL トラック
CTL= 0.508 %
(石炭由来の合成燃料)
軽油ディーゼルと同等
軽油ディーゼルに比べ
74 % の悪化
  ×
木質系
バイオマス
BTL トラック
(FT合成油)
木質系バイオマス由来の
FT合成油=0.460
(最良=0.489〜最悪=0.431)
(木質系バイオマス由来の
合成燃料)
軽油ディーゼルと同等
軽油ディーゼルに比べ
92 % の悪化
×

 注1:出典は、「輸送用燃料のWell-to-Wheel評価」【日本における輸送用燃料製造(Well-to-Wheel)を中心とした温室効果ガス排出量に関する
研究報告書】 平成16年11月 トヨタ自動車梶@みずほ情報総研

注2:出典は、天然ガス専焼のCNG大型トラックは、重量車燃費基準に不適合の欠陥トラックのページ

注3:出典は、ディーゼルに比べ15%のCO2削減が可能なDDFエンジン およびDDF運転とディーゼル運転の選択が可能なDDF大型トラック  

 この脱石油のエネルギー資源である天然ガスと石炭をエネルギー資源とした各種の新燃料(=天然ガス、
DME、CTL[=FT合成油]、GTL[=FT合成油])をトラックに用いた場合のエネルギー効率を示した表1を見ると
明らかなように、現行の軽油ディーゼルのトラックと同等のWell-to-Wheelのエネルギー効率のトラックは、DDF
トラックだけであるそして、天然ガス専焼トラック、DMEトラック、CTLトラック、GTLトラック、BTLトラックのWell
-to-Wheelのエネルギー効率は、軽油ディーゼルに比べて30%〜92%程度も劣っている。このことから、「天然
ガス専焼トラック」、「DME トラック」、「GTL トラック」、「CTL トラック」、「BTL トラック(=木質系バイオマス由
来の燃料を用いるトラック」は、将来的に実用化される可能性が皆無であり、これらのトラックの研究開発に投
入される試験研究費は、ドブに捨てるような完全な無駄遣いであることが明らかだ。

 一方、世界のエネルギー事情を見ると、前述の通り、これからも世界人口の増加によるエネルギー需要が増大する
と予想されている。そのような状況であるにもかかわらず、世界では石油が既に2008年にピーク迎えている上に、他の
エネルギー資源も大幅な増産が困難な状況に陥っているのである。そして、近い将来には、地球上の利用可能なエネ
ルギー資源は、枯渇のために全世界のエネルギー生産量が減少する時代に突入すると予測されている。そのため、
大型トラックの分野における当面の課題は、現点で100%近い燃料を石油に依存している状況を脱するために、早急
に大型トラックの脱石油化を図ることが喫緊の課題と言われている。しかしながら、「天然ガス専焼トラック」、「DME
トラック」、「GTL トラック」、「CTL トラック」、「BTL トラック(=木質系バイオマス由来の燃料を用いるトラック」
の脱石油のトラックは、Tank-to-Wheelでの多くのエネルギー資源の浪費を引き起こしてしまうのである。その
ため、これらのトラックは、石油以外の燃料に転換する脱石油トラックとししては失格であることが明らかだ。

 ところが、日本の多くの著名な学者・専門家は、これら「天然ガス専焼トラック」、「DME トラック」、「GTL トラッ
ク」、「CTL トラック」、「BTL トラック(=木質系バイオマス由来の燃料を用いるトラック」を、将来有望な脱石油
トラック用として熱心に推奨しているようだ。このように、将来のトラック用燃料として明らかに失格と判断できる燃料
の導入・普及を喧伝する日本の多くの学者・専門家には、研究者・技術者としての良心を持ち合わせていない人達であ
るのだろうか。それとも、彼らは、著名な学者・専門家と云えども、ほとんどの家庭の主婦や小学生でも必要と考えてい
る「省資源・省エネルギー」の重要性を理解できないような、馬鹿ばかりが揃っているのであろうか。

 何はともあれ、この10年間の状況を見ていると、日本の大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家は、
Tank-to-Wheelのエネルギー資源の浪費を引き起こす燃料のトラックに関する出鱈目な欠陥・研究テーマ」である「天
然ガス専焼トラック」、「DME トラック」、「GTL トラック」、「CTL トラック」、「BTL トラック(=木質系バイオマス由来の燃
料を用いるトラック」のエネルギー資源を浪費する馬鹿な試験研究を盛んに実施しているようである。それらの中で、
「天然ガス専焼トラック」および「DME トラック」について、研究開発の実施と普及促進を熱心に喧伝している間抜けな組
織・団体を次に示す。

3.エネルギー資源の浪費を推奨する「出鱈目な欠陥・研究テーマ」を実施する愚行

 地球上の総人口増加とエネルギー資源の枯渇問題は、10年以上も前から盛んに議論されていることである。そし
て、エネルギー資源の節約の必要性・重要性は、わが国の家庭の主婦や小学生でも既に十分に理解していることだ。
そして、石油については、既に2008年に生産のピークを迎えてしまっているのである。そして、石油以外の他のエネル
ギー資源についても、それらの枯渇が危惧されている。そのことを考慮すると、近い将来、大型トラックの燃料を石油
以外の燃料に転換(=脱石油)するにしても、大型トラックにおける脱石油燃料のWell-to-Wheelのエネルギー効率は、
現在の軽油ディーゼルトラックのWell-to-Wheelのエネルギー効率に比較して同等以上を確保すべきことが、大前提で
ある。つまり、軽油ディーゼルトラックのWell-to-Wheelのエネルギー効率よりも劣る燃料は、トラックの脱石油の燃料と
しては失格であり、トラック用燃料としては将来性の無いことが明らかである。

 そもそも、エネルギー資源の節約(=省エネ)の必要性・重要性は、わが国の家庭の主婦や小学生でも、既に広く認
識されていることである。それにもかかわらず、日本の多くの大学や公的な研究組織に所属している学者・専門家は、
最近の10年間においても、現行の軽油を燃料とするディーゼルトラックに比べてTank-to-Wheelでの多くのエネルギー
資源を浪費するために脱石油のトラックとしては失格・欠陥の天然ガス専焼トラック、DMEトラック、CTL トラック、木質
系バイオマス由来のFT合成油トラック等の「出鱈目な欠陥・研究テーマ」の研究を盛んに実施しているのである。これら
の研究は、貴重なエネルギー資源の浪費を促進するため、間違いなく「出鱈目な欠陥・研究テーマ」に分類される研究
テーマである。そして、現時点では、これらのエネルギー資源を浪費する「出鱈目な欠陥の研究テーマ」の研究に対し、
不思議なことに、多額の政府予算の試験研究費が投入されているのだ。つまり、将来性の全く無い「出鱈目な欠陥の
研究テーマ」の研究に政府予算の試験研究費が使われていることになる。このようなことは、納税者の国民の立場か
ら言わせてもらえば、いい加減にして欲しいものである。

 もっとも、これらエネルギー資源の浪費を促進する「出鱈目な欠陥・研究テーマBの内容を発表・報告・論文は、必ず
「将来の有望な技術・研究」、「先進技術」等の美麗字句で粉飾された虚偽の説明がされている、そのため、一見したと
ころでは、「出鱈目な欠陥の研究テーマ」の研究とは判明し辛いように細工が施されている。そのため、「出鱈目な欠
陥・研究テーマ」の研究の内容を発表・報告は、将来性の全く無いエネルギー資源の浪費を促進する研究に政府予算
の試験研究費が使われていることが実際に露見することが極めて少ないようだ。

 勿論、「出鱈目な欠陥・研究テーマ」の研究であることが露見しそうな場合には、日本の学者・専門家の仲間や政府
予算の試験研究費の承認する人達が団結して隠蔽するため、出鱈目な欠陥・研究テーマ」であることが発覚すること
は無い。そうは言っても、出鱈目な欠陥・研究テーマ」の研究に多額の政府予算の試験研究費が浪費されていること
は、誰が考えても早急に打ち止めにすべき事案である。特に、現在は日本の税収が大幅に不足しているため、消費税
の増税が実施されようとしている時代である。そのような時代にもかかわらず、日本の学者・専門家がエネルギー資源
の浪費を増大・促進する研究に多額の政府予算の試験研究費を無駄に使っているとは、許せないことである。

 このようなことについて、会計検査院は、政府予算の試験研究費が有効に使われるように、厳しく目を光らせて欲し
いものである。特に、エネルギー資源の浪費を促進する脱石油のトラックとしては失格・欠陥の「天然ガス専焼トラッ
ク」、「DMEトラック」、「CTL トラック」、「木質系バイオマス由来のFT合成油トラック」等の出鱈目な欠陥・研究テーマ」
の研究を政府に申請して政府予算の試験研究費を獲得している場合には、日本を代表するような学者・専門家を詐欺
罪として刑事告発を行って欲しいものである。なぜならば、彼らは、日本を代表するような学者・専門家であるが故に、
これらの出鱈目な欠陥・研究テーマ」の技術には将来性や実用性が全く無いことについては、十分に認識していると
推測されるためである。謂わば、詐欺の確信犯のように思えるからである。

3−1.「天然ガス専焼トラック」の研究は、「出鱈目な欠陥・研究テーマA,B,C,・・」に相当

 世界の石油生産がピークを迎えてしまった現在においては、大型トラックの分野における当面の課題は、現点で
100%近い燃料を石油に依存している状況を脱するために、早急に大型トラックの脱石油化を図る必要がある。しか
し、表2に示したように、「天然ガス専焼トラック」は、Tank-to-Wheelのエネルギー効率では、の軽油ディーゼル
トラックに比較して30%もの多くのエネルギー資源の浪費を引き起こしてしまうため、石油以外の燃料に転換す
る脱石油トラックとししては失格であることが明らかだ。

 しかしながら、この10年間の脱石油トラック関係の研究開発の状況を見ていると、日本の大学や公的な研究組織に
所属している学者・専門家は、Tank-to-Wheelのエネルギー資源の浪費を引き起こす燃料のトラックに関する出鱈目
な欠陥・研究テーマ」である「天然ガス専焼トラック」のエネルギー資源を浪費する馬鹿な試験研究を盛んに実施し、早
期のDMEトラックの実用化と普及をとの誤った技術情報を熱心に喧伝しているようだ。このようなことは、国民にとって
は迷惑千万なことではないだろうか。

表2 軽油と天然ガスの片一方、若しくは両方を燃料に用いて大型トラックを運行した場合のエネルギー効率
脱石油の
エネルギーの
資源
脱石油の
トラック
トラックを
駆動する燃料の
Well-to-Tankの
エネルギー効率
(注1参照)
トラックを
駆動する燃料の
Tank-to-Wheelの
エネルギー効率
軽油ディーゼル基準の
Well-to-Wheelの
燃費の優劣
(=エネルギー効率の優劣)
脱石油
大型トラックの
優劣評価
石油
軽油トラック
超低硫黄軽油= 0.883
ー (基準)
天然ガス
天然ガス
専焼トラック
LNG=0.858
(都市ガス由来)CNG=0.848
軽油ディーゼルに比べ
30 %の悪化
(注2参照)
軽油ディーゼルに比べ
30 %の悪化
×
天然ガス
軽油
DDF トラック
(注3参照)
LNG=0.858
(都市ガス由来)CNG=0.848
超低硫黄軽油= 0.883
軽油ディーゼルと 同等
(優劣は無し)
(注3参照)
軽油ディーゼルと 同等
(1〜2 %程度の悪化)

 注1:出典は、「輸送用燃料のWell-to-Wheel評価」【日本における輸送用燃料製造(Well-to-Wheel)を中心とした温室効果ガス排出量に関する
研究報告書】 平成16年11月 トヨタ自動車梶@みずほ情報総研

注2:出典は、天然ガス専焼のCNG大型トラックは、重量車燃費基準に不適合の欠陥トラックのページ

注3:出典は、ディーゼルに比べ15%のCO2削減が可能なDDFエンジン およびDDF運転とディーゼル運転の選択が可能なDDF大型トラック  

 さてさて、筆者のホームページの天然ガス専焼のCNG大型トラックは、重量車燃費基準に不適合の欠陥トラックにも
詳述しているように、(独)交通安全環境研究所が2010年11月24(水)・25日(木)に開催した技術発表の講演会の「
型天然ガストラックの実証運行試験の成果と普及への課題」(平成21年度に試験研究を終了)の論文では、GVW25トン
オットーサイクルのスパークプラグ方式天然ガスエンジンを搭載した天然ガス専焼大型トラックによる貨物輸送事業
の計30万kmに及ぶ実証試験の結果から、スパークプラグ方式天然ガスエンジンを搭載した天然ガス専焼大型トラック
のWell-to-Wheelの燃費(=熱効率)は、軽油ディーゼルの大型トラックよりも30%以上も劣っていることが、明らかに
判断できるのである。

 これに対し、ディーゼルに比べ15%のCO2削減が可能なDDFエンジンおよびDDF運転とディーゼル運転の選択が
可能なDDF大型トラック に詳述しているように、燃焼室内にパイロット噴射した軽油の予混合気が最初に自己着火し
て火炎を形成し,この火炎が天然ガスの希薄予混合気を燃焼させるエンジンである。このDDFトラックは、燃料に軽油
と天然ガスを併用するため、大型トラックの脱石油化に有効であり、しかも、このDDFトラックのWell-to-Wheelの燃費
(=熱効率)が軽油ディーゼルトラックと同等であることが特徴である。そして、このDDFトラックの技術は、既に実用化
されているが、日本の多くの学者・専門家が一致団結して無視・黙殺しているのである。

 何はともあれ、日本の多くの学者・専門家は、軽油ディーゼルトラックと同等のTank-to-Wheelの熱効率で運行が可
能なDDFトラックを無視・黙殺しながら、他方では、日本の多くの学者・専門家は、スパークプラグ方式天然ガスエンジ
ンを搭載した天然ガス専焼大型トラックの燃費(=熱効率)は、ディーゼル大型トラックよりも30%以上も劣っている事
実を頑なに隠蔽しているのである。そして、燃料(=天然ガス)の浪費(=エネルギー資源の浪費)を招く欠陥がある天
然ガス専焼大型トラックを推奨している組織・団体は、わが国では数多く存在しているようだ。そして、これらの組織・団
体は、重大なエネルギー資源を浪費する欠陥を抱えた天然ガス専焼トラックを、呆れたことに、将来の脱石油のトラッ
クとして普及をを熱心に奨めているのだ。このような脱石油のトラックとして明らかに失格の天然ガス専焼トラックを熱
心に推奨する組織・団体名とそのホームページを表3に示したので、御覧いただきたい。

表3 天然ガス専焼トラックを推奨する組織・団体名とそのホームページ
天然ガス専焼トラックを推奨する組織・団体名
ホームページ
(独)交通安全環境研究所

(財)日本自動車研究所

国土交通省

http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/09/091218_.html
一般社団法人 日本ガス協会


 そもそも、何十年もの昔から、ガソリンエンジンと同じオットーサイクルのスパークプラグ方式天然ガスエンジンを搭載
した天然ガス専焼大型トラックは、軽油を燃料とするディーゼルエンジンよりもTank-to-Wheelの燃費(=熱効率)が
30%程度も劣る重大な欠陥があることは、良く知られていたことである。それにもかかわらず、表3に示した組織・団体
は、何を血迷ったのか知らないが、Tank-to-Wheelの燃費(=熱効率)が軽油を燃料とするディーゼルエンジンに比較
して30%程度も劣る重大な欠陥がある天然ガス専焼トラックを推奨しているのである。つまり、エネルギー資源(=天然
ガス)を浪費する天然ガス専焼トラックの普及を懸命に推奨しているのである。これは、一言で説明するならば、「気違
い沙汰」としか言いようのないことだ。

 ところで、現在では、将来、石油資源の枯渇が危惧されてているために、多方面で脱石油トラックの普及が盛んに議
論されている。その状況を利用するかの如く、(独)交通安全環境研究所の専門家を含めた日本を代表するような多く
の学者・専門家は、図1に示した詐欺的な「政府予算の試験研究費の獲得」の姑息な手法を用いて、トラックの燃料と
して天然ガスを利用するとの脱石油の目標を掲げて、政府予算の試験研究費の獲得に成功しているようである。その
一例として挙げられるのは、Tank-to-Wheelのエネルギー効率では軽油ディーゼルトラックに比較して30%もの多くのエ
ネルギー資源の浪費を引き起こしてしまう天然ガス専焼トラック」の研究開発に、これまで多額の政府予算の試験研
究費が投入されていることである。この「天然ガス専焼大型トラック」は、将来、研究開発が成功したとしても、軽油ディ
ーゼルトラックに比較して30%もの多くのエネルギー資源の浪費するため、将来的に広く実用化されて普及する可能性
が皆無と考えられる。そのため、天然ガス専焼大型トラック」の研究は、将来的には完全に無駄な開発になってしまう
ことが常識的に考えれば明らかなことである。このように、「オットーサイクルエンジンを搭載した天然ガス専焼大型
トラック」がの実用性に欠けることはエンジンの専門家であれば昔から誰でも熟知している筈である。したがっ
て、「オットーサイクルの天然ガス専焼大型トラック」の研究開発に政府予算の試験研究費を投入することが
費となることは、試験研究の予算申請時から既に明白なことである。そのことを承知の上で、政府予算を使って
「オットーサイクルの天然ガス専焼大型トラック」の研究開発を実施した学者・専門家は、詐欺的な行為を行っ
ていたとも見ることも可能と考えられる。これは、許されることであろうか。国民の立場から言わせて貰えば、会計検
査院の厳密な監査が望まれるところである。

3−2.「DMEトラック」の研究は、「出鱈目な欠陥・研究テーマA,B,C,・・」に相当

 世界の石油生産がピークを迎えてしまった現在においては、大型トラックの分野における当面の課題は、現点で
100%近い燃料を石油に依存している状況を脱するために、早急に大型トラックの脱石油化を図る必要がある。しか
し、以下の表4に示したように、軽油ディーゼルトラックに比較し、Tank-to-Wheelのエネルギー効率は、天然ガス
が原料のDMEを燃料としたDMEトラックの場合には32%の悪化、石炭が原料のDMEを燃料としたDMEトラック
の場合には56%の悪化、バイオマスが原料のDMEを燃料としたDMEトラックの場合には65%の悪化を生じてし
まうのである。このように、天然ガス、石炭およびバイオマスの何れを原料とした場合であろうとも、DMEを燃料
に用いたトラックのTank-to-Wheelのエネルギー効率は、軽油ディーゼルトラックに比較して多くのエネルギー
資源の浪費を引き起こしてしまうのだ。そのため、「DMEトラック」は、石油以外の燃料に転換する脱石油トラッ
クとししては失格であることが明らかだ。

 しかしながら、この10年間の脱石油トラック関係の研究開発の状況を見ていると、日本の大学や公的な研究組織に
所属している学者・専門家は、Tank-to-Wheelのエネルギー資源の浪費を引き起こす燃料のトラックに関する出鱈目
な欠陥・研究テーマ」である「DMEトラック」のエネルギー資源を浪費する馬鹿な試験研究を盛んに実施し、早期のDME
トラックの実用化と普及を促進するとの誤った技術情報を熱心に喧伝しているようだ。このようなことは、国民にとって
は迷惑千万なことではないだろうか。

表4 軽油ディーゼルトラック、DDFトラック、DMEトラックについてのTank-to-Wheelのエネルギー効率の比較
脱石油の
エネルギーの
資源
脱石油の
トラック
トラックを
駆動する燃料の
Well-to-Tankの
エネルギー効率
(注1参照)
トラックを
駆動する燃料の
Tank-to-Wheelの
エネルギー効率
軽油ディーゼル基準の
Well-to-Wheelの
燃費の優劣
(=エネルギー効率の優劣)
脱石油
大型トラックの
優劣評価
石油
軽油トラック
超低硫黄軽油= 0.883
 (基準)
 (基準)
 (基準)
天然ガス
DME トラック
天然ガス由来の
DME= 0.671
(ジメチルエーテル)
軽油ディーゼルと同等
軽油ディーゼルに比べ
32 % の悪化
×
石炭
DME トラック
石炭由来の
DME= 0.565
(ジメチルエーテル)
軽油ディーゼルと同等
 軽油ディーゼルに比べ
 56 % の悪化 
×
木質系
バイオマス
DMEトラック
木質系バイオマス由来の
DME= 0.536
(ジメチルエーテル)
軽油ディーゼルと同等
軽油ディーゼルに比べ
65 % の悪化
×
天然ガス
軽油
DDF トラック
(注3参照)
LNG=0.858
(都市ガス由来)CNG=0.848
超低硫黄軽油= 0.883
軽油ディーゼルと 同等
(優劣は無し)
(注3参照)
軽油ディーゼルと 同等
(1〜2 %程度の悪化)

注1:出典は、「輸送用燃料のWell-to-Wheel評価」【日本における輸送用燃料製造(Well-to-Wheel)を中心とした温室効果ガス排出量に関する
研究報告書】 平成16年11月 トヨタ自動車梶@みずほ情報総研

注2:出典は、天然ガス専焼のCNG大型トラックは、重量車燃費基準に不適合の欠陥トラックのページ

注3:出典は、ディーゼルに比べ15%のCO2削減が可能なDDFエンジン およびDDF運転とディーゼル運転の選択が可能なDDF大型トラック  

 さてさて、筆者のホームページの天然ガスから合成のDMEとGTLは、ディーゼルトラックの燃料に不適軽油よりもエ
ネルギー効率が30%も劣るDMEを推奨する機械学会の疑問バイオマス由来のDMEによる自動車の低炭素・脱石
油は、不可能だ!およびエネルギー資源を多量に浪費するDMEトラックを推奨する異常な人達にも詳述しているよう
に、「DMEトラック」は、燃料として用いるDMEの原料が天然ガス、石炭およびバイオマスの何れであろうとも、Tank-to-
Wheelのエネルギー効率では、軽油ディーゼルトラックに比較して32〜65%もの多くのエネルギー資源の浪費を引き起
こしてしまうのである。そのため、「DMEトラック」は、石油以外の燃料に転換する脱石油トラックとししては失格であるこ
とが明らかだ。

これに対し、ディーゼルに比べ15%のCO2削減が可能なDDFエンジンおよびDDF運転とディーゼル運転の選択が可
能なDDF大型トラック に詳述しているように、燃焼室内にパイロット噴射した軽油の予混合気が最初に自己着火して
火炎を形成し,この火炎が天然ガスの希薄予混合気を燃焼させるエンジンである。このDDFトラックは、燃料に軽油と
天然ガスを併用するため、大型トラックの脱石油化に有効であり、しかも、このDDFトラックのWell-to-Wheelの燃費(=
熱効率)が軽油ディーゼルトラックと同等であることが特徴である。そして、このDDFトラックの技術は、既に実用化され
ているが、日本の多くの学者・専門家が一致団結して無視・黙殺しているのである。

 燃料として用いるDMEの原料が天然ガス、石炭およびバイオマスの何れであろうとも、「DMEトラック」がTank-to-
Wheelのエネルギー効率では軽油ディーゼルトラックに比較して32〜65%も劣っている事実を頑なに隠蔽しているので
ある。そして、燃料(=天然ガス)の浪費(=エネルギー資源の浪費)を招く欠陥があるDME大型トラックを何食わぬ顔
で推奨している組織・団体は、わが国では数多く存在しているようだ。そして、これらの組織・団体は、重大なエネルギ
ー資源を浪費する欠陥を抱えたDMEトラックを、呆れたことに、将来の脱石油のトラックとして普及をを熱心に奨めてい
るのだ。このような脱石油のトラックとして明らかに失格のDMEトラックを熱心に推奨する組織・団体名とそのホームペ
ージを表5および図7に示したので、御覧いただきたい。

表5 DMEトラックを推奨する組織・団体名とそのホームページ
DMEトラックを推奨する組織・団体名
ホームページ
(独)交通安全環境研究所

(財)日本自動車研究所

国土交通省

http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha10_hh_000040.html
(独) 産業技術総合研究所

(社)日本機会学会

http://www.jsme.or.jp/teigen/teigb01.htm
軽油よりもエネルギー効率が30%も劣るDMEを推奨する機械学会の疑問



図7 DMEトラックを推奨する組織・団体名
(出展:DME普及促進センターのホームページ http://www.dmepc.jp/link.html

 ところで、毎年5月に開催されている自動車技術会の春季大会では、近年ではDME自動車に関する最新の研究や技
術が数多く発表され、DMEトラックが低公害と脱石油の面で優れた特性を持つために将来的に有望と盛んに推奨され
ていた。そのような状況の中で、2010年8月24 日に、筆者は、燃料資源を浪費するDMEトラックは、将来的に広く普及
する可能性が全く無いことを、専門家を含めた多くの人達に知って貰うために、「軽油よりもエネルギー効率が30%も
劣るDMEを推奨する機械学会の疑問」と題するページを追加した。このホームページによって、わが国のDMEトラック
を推奨する学者・専門家が燃料資源を浪費するDMEトラックが将来的に普及する可能性が皆無であることを納得した
かどうかは不明である。しかし、表6に示した最近の自動車技術会の春季大会で毎年の発表される論文の本数と、
DMEトラックが燃料資源を浪費する欠陥を説明した本ホームページの開設についての時系列での整理から解るよう
に、2010年8月に筆者が「DMEトラックが将来性の無いことを説明したホームページ」の開設した以降後では、自動車技
術会の春季大会ディーゼルのDME自動車に関する論文発表が激減しているのである。

表6 最近の自動車技術会(春季大会)でのDMEトラック関連の発表論文数と、本ホームページの開設時期
年 月
DME関係の自動車技術会(春季大会)での発表論文数と、ホームページの開設
2009月5月
自動車技術会(春季大会)でのDME関係の発表論文数  5 本
2010年5月
自動車技術会(春季大会)でのDME関係の発表論文数  10 本
2010年8月
筆者はホームページでDMEトラックが燃料資源を浪費する欠陥のあることを説明
(当該HP:軽油よりもエネルギー効率が30%も劣るDMEを推奨する機械学会の疑問
2011年5月
自動車技術会(春季大会)でのDME関係の発表論文数  0 本
2012年5月
自動車技術会(春季大会)でのDME関係の発表論文数  2 本

 このように、上記の表6を見ると、2010年8月24 日に筆者が「軽油よりもエネルギー効率が30%も劣るDMEを推奨
する機械学会の疑問」と題するホームページを追加し、燃料エネルギーの資源を浪費するDMEトラックが将来的に普
及する可能性が皆無であること説明する以前では、2009年春季大会:5本、2010年春季大会:10本のDME関連の論
文が発表されていた。しかし、2010年8月に筆者のDMEトラックを否定するホームページを開設した以降の2011年春季
大会ではDME関連の論文が発表が皆無であった。これは、DME関連の研究開発を行っていた多くの学者・専門家が、
本ホームページに記載した「天然ガス由来のDMEではWell-to-Wheelのライフサイクルアセスメント(LCA)による正しい
評価」に訂正して書き直すと、DMEは軽油ディーゼルよりも約30%もWell-to-Wheelの熱効率が劣り、将来的にエネル
ギー浪費を招く欠陥燃料」であることを理解したためと推測される。そして、このDMEトラックの研究開発には政府予算
の試験研究費が使われていたことを考え合わせると、最近のDMEトラックに関する論文発表の激減の様子は、前述の
図1の「日本の学者・専門家が用いる詐欺的な政府予算の試験研究費の獲得」に説明している詐欺的な政府予算を獲
得するための姑息な手法そのものである。このことは、このホームページの読者にはこの詐欺的な手法が実際に用い
られている現実を良く理解できたのではないだろうか。

 なお、表6を見ると、2012年5月の春季大会では、久々に2本のDME関連の論文が発表されていることが解る。そし
て、この2012年5月の自動車技術会・春季大会で発表された2本のDME関連論文の著者には、鰍「すゞ中央研究所の
島崎直基氏が加わっている。この鰍「すゞ中央研究所の島崎直基氏は、軽油よりもエネルギー効率が30%も劣るD
MEを推奨する機械学会の疑問のページで取り上げている日本機械学会誌2010年5月号の掲載論文「DMEトラックの
最新開発状況」の中で詳しく説明しているように、「Well-to-Wheelのライフサイクルアセスメント(LCA)の評価を行なわ
ず、Tank-to-Wheelの試験データを根拠としてDMEがディーゼルエンジンの高効率性を持つ将来の有望な燃料」と、こ
れまでは誤った主張をしている専門家である。この島崎直基氏は、2010年8月以前には天然ガス由来のDMEを燃料と
するDMEトラックを推奨していたが、2012年5月にはバイオマス由来のDMEを燃料とするDMEトラックの推奨しているよ
うだ。このように、最近では、彼はDMEの原料を天然ガスからバイオマスに変えて、専門知識の少ない人から見れば新
分野と見誤るような「偽装工作もどき」を行っているようにも見えるが、如何なものであろうか。

 そして、この島崎直基氏のDMEに関する最近の執拗とも云えそうな発表論文の傾向を見ると、彼はDMEトラックの普
及が将来のトラックにおける脱石油の手段と主張し続けたいようである。しかし、表4に示したように、軽油ディーゼルト
ラックに比較した場合、DMEトラックのTank-to-Wheelのエネルギー効率が大幅に劣る欠陥があることが事実である。
それにもかかわらず、鰍「すゞ中央研究所の島崎直基氏は、DMEトラックの燃料に天然ガス由来とバイオマス由来の
何れのDMEを燃料に用いようしているようだ。嘘も言い続けると信じる人が現れると云う詐欺的な手法を用いようとも、
省エネルギー・省資源が強く求められている現在においては、DMEトラックを将来の脱石油トラックに推奨することが誤
った主張であることが明白である。

 また、筆者の勝手な想像を述べさせていただくと、島崎直基氏は、専門家としての恥の上塗りであることを覚悟の上
で、これまで「DMEトラック」についての虚偽の技術情報の拡散・喧伝を熱心に行ってきたようだ。その成果として、この
出鱈目な欠陥・研究テーマ」である「DMEトラックの研究開発」に対し、これまで多額の政府予算の試験研究費が投入
されてきた可能性がある。仮に、この実用性が皆無と思える「DMEトラックの研究開発」に政府予算の試験研究費が投
入されてきたことが事実であれば、鰍「すゞ中央研究所の島崎直基氏は、堂々と政府予算の浪費を行ってきたことに
なると考えられる。そして、これが事実であれば、国民の立場から言わせて貰えば、是非とも会計検査院の厳密な監査
を行い、不正?を告発し、糾弾て欲しいものである。


 上記本文中で誤り等がございましたら、メール等にてご指摘下さいませ。また、疑問点、ご質問、御感想等、どのよう
な事柄でも結構です。閑居人宛てにメールをお送りいただければ、出来る範囲で対応させていただきます。

メール
 
戻る
戻る